お)お遍路の 四十三番 明石寺

〇四国霊場 第43番 源光山 明石寺

明石寺は、欽明天皇(在位539~570年)の勅願で、円手院正澄という行者が千手観世音菩薩を安置し、七堂伽藍を建立し開基したと伝わっています。後に弘法大師が嵯峨天皇の勅願により荒廃した伽藍を再興し、四国霊場に定めました。建久5年(1194年)、源頼朝が、平清盛から命を救ってくれた命の恩人である池の禅尼の菩提を弔うために阿弥陀如来を祀りました。これを期に山号を「源光山」と改め、以後多くの武士が帰依する寺になりました。2007年10月に本堂、大師堂、鐘楼堂、地蔵堂、仁王門、手水舎、客殿、塀及び石垣、石段及び石垣が、登録有形文化財になりました。

 


〇明石寺修験 採燈大護摩供
2月3日は「豆まき」をはじめ、各地で厄払いの行事がたくさん行われており、明石寺でも「明石寺修験 採燈大護摩供」 という行事が行われます。この行事は井桁に組んだ丸太の中で護摩木を焚いてご祈祷した後、赤々と火が残る炭の上を諸願成就のため裸足で歩く、火渡りの儀式です。一般の方も大護摩火渡りに挑戦することができ、毎年多くの方が参加されています。

 

 


〇熟成純米酒 開明 明石寺ラベル

境内のお土産屋さんで、熟成純米酒 開明の明石寺ラベルを購入することができます。


『熟成純米酒開明』は源光山の麓から湧き出る水を仕込水として使用し、3年以上熟成させた、まろやかでのど越しの良い純米酒です。

【希望小売価格】 

 ◇720ml 1,518円

 

2016年02月01日|蔵元通信:カルタ, 宇和の風景